BPOとは何だろう?はじめてのBPO。

2021年06月16日 11:52 #BPO

BPOとは、どのような経営手法なのでしょうか。

実は"業務委託"と一括りにされがちですが、同義ではありません。

なぜ多くの企業が”BPO"を運用しているのでしょうか。

 

こちらの記事では、改めて"BPO"とは何なのか、

そして「業務委託と何が違うのか」や「何がポイントなのか」を、

お伝えしBPOに関する基本的な部分ををお伝えしていきたいと思います。

 

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<目次>

▼BPOとは

▼BPO=アウトソーシングではない

▼BPOのメリットデメリット

 ⑴メリット

 ⑵デメリット

▼まとめ

 

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▼BPOとは

"BPO"とは「Business Process Outsourcing」を略したもので、「ビジネスプロセスアウトソーシング」と呼ばれるものです。「ビジネス上において発生する様々な業務をアウトソーシングする」ということであり、経営手法の一つとなります。つまり、自社の業務を一括して外部のBPO専門企業にアウトソースしてしまうことです。

 

自社の業務を外部にアウトソースするわけですが、その業務も多岐にわたります。人事の給与計算、経理業務、情報システムの管理やコールセンターの業務など、多くの業務でBPOの動きは行われています。

 

▼BPO=アウトソーシングではない

 

よく勘違いされるのが、BPOとアウトソーシングを混同してしまうケースです。確かにBPOは名称の通りアウトソーシングの1つではあるのですが、下記の通り少し異なる点があります。

 

"アウトソーシング"

‐自社の様々な業務を委託する

 

"BPO"

‐事前に業務調査をおこなう

‐調査結果に基づいて業務設計をおこなう

‐業務を委託する

‐業務の効果分析をし、改善案を出す

‐業務の効率化を図る

 

BPOの場合、業務の委託こそしていますが、

 

①業務調査を行い、BPOの向き不向きを分析することによって、その企業に合ったアウトソーシングを実施

②運営に当たり、日々改善を行い効率化を図る

 

というような点が、大枠のアウトソーシングとは大きく異なるポイントといえるでしょう。

 

つまり、「まるで自社部門のように機能する」ということがBPOの大きな特徴です。

 

▼BPOサービスのメリット・デメリット

 

では、上記でもすこし触れていますが、BPOの具体的なメリット、そして、反対にデメリットも押さえておきましょう。

アウトソーシングの中でも特にBPOサービスを利用するという場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。それぞれ挙げてみました。

 

⑴メリット

 

①定型業務において、コスト削減・業務の効率化ができる

 

採用代行、給与計算、総務事務といった定型業務において、綿密な業務調査により業務課題の可視化をすることができます。

例)

「いままで属人化されブラックボックス化してしまっている業務」→標準化

「人によって、遂行スピードやフローが違う業務」→マニュアル化・教育研修

「不要な業務」→洗い出し、遂行しない。

 

というようなことができますので、改善につながります。

また、業務のプロセスを変更し、自動化させることも可能です。

 

*コア業務・ノンコア業務についてはこちら

https://www.pasonagroup.biz/hint/55

 

②経験値・専門性を活用し、サービス強化・業務拡大ができる

 

営業・販促業務、店舗運営、コールセンター、インフォメーション等、経験値や専門性の必要な業務において、サービスの強化・業務拡大をはかることができます。

BPO業者はほかにも多くの実例を抱えていますので、多くの知見・ノウハウを所持しています。それらを活用して改善を進めていくことがで、自社で行う以上に、強化・推進を図ることが可能となります。

さらに、短期的に営業を強化したい場合の活用や、リコールのように緊急性の高い訪問対応などでの活用も可能です。

 

⑵BPOサービスのデメリット

 

①セキュリティリスク

 

BPOに限らずアウトソーシングを行うということは、ある程度の情報を外部に任せることになります。情報漏洩のリスクが生じてしまうというのはデメリットかもしれません。ですから、取引企業が情報管理の認証を取得しているかどうかや、コンプライアンスに関連する専門部署を有しているかどうかは、しっかりと確認しておいたほうが良いでしょう。

 

②ノウハウの集約や蓄積がされにくい

 

アウトソーシングするということは、業務を丸ごと外部に委託するわけですから、運用するなかでのノウハウが社内に集約されにくかったり、蓄積しにくくなったりします。これもデメリットのひとつではありますが、自分たちで動いて情報収集するか、情報発信をしっかりとしてくれる取引企業を選定することでカバーできます。

 

▼まとめ

以上がBPOに関する基本となる知識でした。
「BPOとは」「BPOにおけるポイント」は理解いただけましたでしょうか。

 

BPOのポイントは、「自社部門のように機能する」ということです。

 

コスト削減、業務効率化、属人化解消のようなことをミッションとされている方は一度ご検討されるのはいかがでしょうか。

また、すでにBPOをお使いの企業様におきましても、

「ただの業務委託になっているのでは?」「改善がされていない。」など思われた方は

再度、現事業者に確認、もしくは、BPO業者へ悩みを打ち明けてはいかがでしょうか!

 

 

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