理解してますか? BPOと派遣の違い、BPOのメリット・デメリット、BPO企業の選定ポイント!

2021年01月26日 21:21 #BPO#BCP#生産性向上#コア業務への集中

BPOというキーワードは何となく理解しているつもりでも、「業務委託と何が違うのか」や「人材派遣と何が違うのか」をしっかり説明できる人は意外と少ないものです。

 

こちらの記事では、改めてBPOとは何なのか、そしてメリットやデメリットは何なのか、さらにBPO企業の選定ポイントについてもお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

▼BPOとは何か

 

BPOとは「Business Process Outsourcing」を略したもので、「ビジネスプロセスアウトソーシング」と呼ばれるものです。「ビジネス上において発生する様々な業務をアウトソーシングする」ということであり、経営手法の一つですね。自社の業務を一括して外部のBPO専門企業に委託してしまうことです。

 

自社の業務を外部に委託するわけですが、その業務も多岐にわたります。人事の給与計算、経理業務、情報システムの管理やコールセンターの業務など、多くの業務でBPOの動きは行われています。

 

 

 

▼BPO=アウトソーシングではない

 

よく勘違いされるのが、BPOとアウトソーシングを混同してしまうケースです。確かにBPOは名称の通りアウトソーシングの1つではあるのですが、下記の通り少し異なる点があります。

 

・アウトソーシング

‐自社の様々な業務を委託する

 

・BPO

‐事前に業務調査をおこなう

‐調査結果に基づいて業務設計をおこなう

‐業務を委託する

‐業務の効果分析をし、改善案を出す

‐業務の効率化を図る

 

BPOの場合、業務の委託こそしていますが、「まるで自社部門のように機能する」という点がただの業務委託とは大きく異なるポイントといえるでしょう。

 

 

 

▼アウトソーシングと人材派遣との違い

 

また、そもそもアウトソーシング自体は業務指示や命令関係などにおいて人材派遣と勘違いされる傾向にあります。最近の人材派遣には「ユニット派遣」という形態もありますが、それぞれの指揮命令系統を簡単に解説しましょう。

 

・アウトソーシング

委託先スタッフへの直接指示は委託先が行います。業務全般は委託先に任せることになります。

 

・人材派遣

派遣先企業とスタッフは指揮命令関係にあるため、直接業務に関するやりとりを行うことになります。

 

・ユニット派遣

チーム・ユニット単位で人材を派遣する仕組みです。派遣先企業とスタッフの中のリーダーが指揮命令関係になります。そのほかのスタッフ(一般オペレーター)はリーダーから指揮命令を受ける仕組みとなります。

 

契約形態によってお客様の対応の要否が変わりますので、注意が必要です。下表にまとめていますのでよくご確認ください。

 

〇:要対応 / △:一部要対応 / ×:対応不要

 

 

 

▼BPOサービスのメリット・デメリット

 

では、人材派遣とアウトソーシングの違いを簡単に理解したところで、アウトソーシングのメリットとデメリットを押さえておきましょう。アウトソーシングの中でも特にBPOサービスを利用するという場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。それぞれ2つずつ挙げてみました。

 

◆BPOサービスのメリット

 

(1)定型業務において、コスト削減・業務の効率化ができる

 

採用代行、給与計算、総務事務といった定型業務において、綿密な業務調査により業務課題の可視化をすることができます。また、属人化でブラックボックス化してしまっている業務や、不要な業務を洗い出すことができますので、改善提案につながります。また、業務のプロセスを変更し、自動化させることも可能です。

 

(2)経験値・専門性を活用し、サービス強化・業務拡大ができる

 

営業・販促業務、店舗運営、コールセンター、インフォメーション等、経験値や専門性の必要な業務において、サービスの強化・業務拡大をはかることができます。また、短期的に営業を強化したい場合の活用や、リコールのように緊急性の高い訪問対応などでの活用も可能です。

 

 

◆BPOサービスのデメリット

 

(1)セキュリティリスク

 

BPOに限らずアウトソーシングを行うということは、ある程度の情報を外部に任せることになります。情報漏洩のリスクが生じてしまうというのはデメリットかもしれません。ですから、取引企業が情報管理の認証を取得しているかどうかや、コンプライアンスに関連する専門部署を有しているかどうかは、しっかりと確認しておいたほうが良いでしょう。

 

(2)ノウハウの集約や蓄積がされにくい

 

アウトソーシングするということは、業務を丸ごと外部に委託するわけですから、運用するなかでのノウハウが社内に集約されにくかったり、蓄積しにくくなったりします。これもデメリットのひとつではありますが、自分たちで動いて情報収集するか、情報発信をしっかりとしてくれる取引企業を選定することでカバーできるかもしれません。

 

 

 

▼BPOサービス企業を選ぶ際の4つのポイント

 

BPOサービスのメリット・デメリットも踏まえつつ、BPOサービス企業を選定するうえでどんなところを重視すべきかを4つのポイントにまとめてみました。

 

(1)業界・業種問わず、幅広くカバーできるか

 

昨今のビジネスでは業務が多岐にわたり複雑に絡み合っているケースが散見されます。そのような状況ですと、「経理のアウトソーシングならできます」とか「人事のアウトソーシングだけなら可能」という企業だと、専門性こそありますが途中で対応が難しくなる場合もあります。業界や業種を問わず、幅広い業務の経験値をもっているかどうかは一つのポイントになると考えます。

 

(2)設計だけ、運用だけ、に偏っていないか

 

幅だけでなく、深さもみていきましょう。BPOは業務分析や業務設計を含むと前述しましたが、業務分析だけをやるコンサルティング会社や、運用だけしかできないBPO事業者も増えているのが現状です。この場合も正常な運用ができなくなる場合がありますので、注意が必要です。

 

(3)人材の教育をしっかりと行っているか

 

BPOというのは仕組みや枠組みだけの話ではありません。運用を進めるのは、あくまで「人」です。その人材に対してしっかりと教育を行っているか、教育体制を有しているか、というのはBPO業務の質に関わってきますので確認が必要といえます。

 

(4)運用体制を柔軟にできるか

 

運用を進めていくにあたって、「指揮命令を変更したい」というケースが出るかも知れません。そうなると、人材派遣から業務委託にシフトしたり、ユニット派遣から委託化したりという柔軟さが必要になります。こういった柔軟な運用体制を組める事業者のほうが、運用を進めていくうえでは有利です。

 

 

 

▼パソナグループのBPOサービスが選ばれている理由

 

BPOサービス企業が数あるなかでパソナグループは人材業界でNo.1のBPO実績をもっています。

本記事の最後に、パソナグループのBPOサービスが選ばれている理由について、簡単にご説明させていただきます。

 

 

●幅広く、設計から運用まで一気通貫で対応できる

 

パソナグループでは、業務委託に限らず従業員支援やRPA導入など、一気通貫での対応が可能です。

 

  

 

 

また、パソナグループのBPOサービス領域についても、業界や業種を問わず幅広くカバーしております。

 

 

このような幅広い領域の中で、設計から運用まで一気通貫で実行責任をもって進めることが可能です。

 

 

●柔軟な運用体制

 

派遣・ユニット派遣・業務委託、などあらゆる体制でサービスを提供できますので、状況に応じた柔軟な切り替えが可能です。また、提供場所もオンサイト型委託(委託元事業所外)・オフサイト型委託(委託元事業所内)・ニアショア(国内の地方)・オフショア(海外)とすべてに対応することができます。

 

 

 

●スタッフの教育体制

パソナグループは人材派遣業務で40年以上の実績があります。

人を育てることに長年携わっており、そこで培ったスタッフ教育ノウハウを有しています。

 

 

 

●専門部署を有する体制

 

東証一部上場企業ならではの高いコンプライアンス体制や、運用ノウハウの集約・発信をタスクとした専門部署など、運用をサポートする体制を整えています。

 

 

以上、BPOと派遣の違い、BPOのメリット・デメリットについて、そしてBPO企業の選定ポイント等について解説させていただきました。

 

もしBPOに関するご相談がありましたら、どういったことでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

皆さまの事業に応じた最適なソリューションをご提案させていただきます。

 

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